公開65周年 / SINGIN’ IN THE RAIN / 雨に唄えば

ハリウッド、そしてブロードウェイを舞台に描いたミュージカル映画の傑作。今もなお愛され続ける「雨に唄えば」をご紹介。

時代はサイレント映画からトーキーへ移行し始めた頃のハリウッド。ジーン・ケリー演じる俳優のドンは映画で成功を収めたものの、押し寄せるトーキーの波と大女優リナ(ジーン・ヘイゲン)の策略にあい、屈強に立たされる。そんな中、ドンと親友のコズモ(ドナルド・オコナー)、そしてドンが恋した駆け出しの女優キャシー(デビー・レイノルズ)は、トーキー映画をミュージカルに変える案を思いつく—。
ジーン・ケリーが雨の中で歌い、踊るシーンはたくさんの人々を魅了してきた名シーン。そして素晴らしいコーラスワークにタップダンス。ミュージカルの醍醐味が贅沢に詰め込まれた最高にハッピーな作品。「オン・ザ・タウン/踊る大紐育」のジーン・ケリーが主演・監督を務め、2017年、公開から65周年を迎えた。

■TRAILER・トレーラー

■MUSIC・音楽

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全編を通してGene KellyとMGM Orchestraを中心に奏でられる歌と演奏。ドンがこれまでの軌跡を回想するワンシーシーンで、公演旅行のステージで親友のコズモと軽快で見事に息のあったタップダンスを披露した歌”Fit As A Fiddle”。撮影スタジオの中でドンがキャシーに想いを伝え、オーケストラをバックに二人で歌われる美しい曲”You Were Meant for Me”。ドンがミュージカルのハイライトシーンを社長に提案するシーンでは、色鮮やかな衣装とセットで大勢が歌い踊る、まさにブロードウェイを描き出した”Broadway Melody Ballet”。そして何と言ってもこの曲無しには語れない、雨の中、希望に満ちあふれた表情でドン(ジーン・ケリー)が踊る名シーンで歌われる”Singin’ In The Rain”。音楽作品としてのクオリティも素晴らしい。

■LOCATION・ロケーション

チャイニーズ・シアター。現在の名称はTCL・チャイニーズ・シアター。冒頭ドンとリナが映画の完成試写会に姿を現しインタビューを受けるシーンで使用された場所。ハリウッド大通り6925番地に位置し、ハリウッドの歴史と共にある劇場。

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー スタジオ。カルフォルニア州カルバーシティーに位置し、1920年代に3社の映画スタジオが合併して設立されたのが「MGMスタジオ」。現在の名称はコロムビアスタジオ。今作の多くのシーンはこのスタジオにて撮影された。

■TRIVIA・トリビア

★1963年11月23日に予定されていた本作のネットワーク・テレビでの初放送は、この日に起こったジョン・F.ケネディ大統領暗殺およびその余波により中止となり、放送は2週間延期しなければならなかった。

★経営学者のジョーン・マルケスは「困難な時期をすばらしい経験に変えることが人生での大切な技術かもしれない。雨を嫌うか、雨の中で踊るか、私たちは選択することができる」と、視点を変えることの大切さを語っている。

■DETAILS・作品詳細

作 品 名:Singin’ In The Rain/雨に唄えば
公   開:1952年
制 作 国:アメリカ
上 映 時 間:121分
監   督:ジーン・ケリー/スタンリー・ドーネン
キ ャ ス ト:ジーン・ケリー/デビー・レイノルズ/ドナルド・オコナー

 

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