CTP : AUTUMN APPETITE / LES SAVEURS DU PALAIS / 大統領の料理人

フランス・パリ、セーヌ川右岸、サントノレ通りに面するフランス大統領官邸。1873年から大統領官邸として使われているエリゼ宮殿を舞台にした『大統領の料理人』をご紹介。

フランスの自然豊かな田舎で小さなレストランを営む料理人オルタンス。そんな彼女の元に料理人として働いてほしいという依頼が舞込んできた。しかも新しい勤務先はフランス官邸「エリゼ宮」。彼女の仕事は大統領の専属料理人だった。堅苦しいメニューに、規律に縛られた食事スタイル、そして嫉妬渦巻く官邸料理人達の中で、彼女が創りだすのはただただ「美味しさ」を追求した”最高級のおばあちゃんの味”。料理人としての誇り、人の心を満たす料理とはいったい何なのか。実在した女性料理人の真実の物語が今明かされる。

1988年から2年間、フランソワ・ミッテラン大統領のプライベート・シェフを努めたフランス官邸史上初の女性料理人、ダニエル・デルプシュをモデルに描かれた「美味しい」とは何かを教えてくれる真実の物語。

■TRAILER・トレーラー

■MUSIC・音楽

71I7wNfcDQL._SL1235_料理に色を添える音楽を創り上げるのは、数多くの映画音楽を生み出して来たフランスの作曲家、ガブリエル・ヤレド。世界中で評判となった映画『ベティ・ブルー』の音楽を担当した事でも知られる。劇中のシーンで流れる曲は、官邸に到着したオルタンスの不安げな心情を少しコミカル風なオーケストレーションで表現した”Les cuisines du palais”、彼女が創りだす素晴らしい料理の数々が登場する場面では、バイオリンの音色で楽しさと幸福感を感じさせるような”Piano en cuisine”、そしてオルタンスの新しい出発に向けたラストで流れる、切なさの中に見える希望を音にしたかのような見事なオーケストラ曲”Nouveau départ”など、全体を通して物語が淡々と進む映像に見事なまでのアクセントを添えるヤレドの才能が垣間見える音楽作品。

■LOCATION・ロケーション

クローゼー諸島。この物語のスタートする場所は、官邸ではなくこのマダガスカルと南極大陸のほぼ中間点にあるフランス領の島、ポセッション島。この島のアルフレッド・フォール科学研究施設でオルタンスはシェフとして働いている。

エリゼ宮殿。フランス共和国大統領官邸。フォーブール・サントノレ通り55番地に位置し、この映画の舞台となる場所。

シャトー・ド・ヴィニー。フランスのパリ郊外ヴァル=ドワーズ県にあり、16世紀に建造されたルネッサンス様式の古城を改装した調理製菓専門学校。劇中の調理場の撮影はこの学校で行われた。

■TRIVIA・トリビア

★ミッテラン大統領役を演じたジャン・ドルメッソンはフランスの高名な作家にして哲学者。俳優に憧れていた彼は、本作品への出演依頼を大変喜び自ら進んでオーディションを受け映画デビューを飾った。

★オルタンスが大統領に黒トリュフトーストと合わせて提供した赤ワインは、1969年のシャトーヌフ・デュ・パプ。作品の時代設定(1988年)からすると、19年熟成したヴィンテージワインになる。トーストの作り方を紹介した動画もあるのでワインと合わせてぜひお試しを。

ル・コルドン・ブルー代官山校併設のカフェで、映画に出てきた「サーモンのファルシ」、ダニエル・デルプシュ氏によるオリジナルレシピ「若鶏もも肉のロースト シェーブルチーズのファルシ」が、映画の日本公開を記念して期間限定メニューとして登場した。

■DETAILS・作品詳細

作 品 名:Les saveurs du Palais/大統領の料理人
公   開:2012年
制 作 国:フランス
上 映 時 間:95分
監   督:クリスチャン・ヴァンサン
キ ャ ス ト:カトリーヌ・フロ/ジャン・ドルメッソン



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